HOME > 教科別指導方針 - 数学

教科別指導方針 - 数学

理数系受験生にとって数学はできて当然の科目です。
もし苦手な場合は早急な対応、対策が必要です。

また、文系受験生は数学ができるようになると受験校の幅、すなわち社会の代わりに数学受験をすることができますし、国公立大学へのキップを手にする事もできます。

数学において大切な事、SIEGで数学を学ぶ際の合言葉を紹介します。 それは「速く・正確に・美しく」です。

速く解く

限られた試験時間の中で、速く解く事で全ての問題に着手することができると同時に、難しい問題に時間をかけることもできます。解ける問題はできるだけ時間をかけずに素早く解けるように訓練しましょう。

また、速く解く事の利点は試験の時だけではありません。普段の勉強において速く解く事は勉強時間の短縮に繋がります。つまり一問にかける時間を短くする事 で、他の問題にその時間を使う事ができます。
もちろん他の科目にもその時間を充てたり、勉強以外の自分の時間に使ったりすることもできます。目の前のやら なければならない事から逃げる事は出来ません。自分の時間をより多く確保するには速く問題を解く事が必須条件です。

正確に解く

速く解くだけで間違えていては元も子もありません。
特に数学の場合、大問の最初の問題で計算ミス等で正解を出せなかった場合は残りの問題は自動的に間違えてしまいます。
常日頃から計算等の処理をするにあたっては十分過ぎるほどの注意が必要です。自分が間違えやすい部分を普段の勉強から意識しておくことも大切です。


いきなりですが、ここで問題です。

「センター試験の数学において見直しをすることができるか?」

答えはNoです。

見直しができるとした場合、どの問題を見直すのでしょうか。
センター試験はマーク式ですので、出した答えが解答の形式に当てはまらない場合、間違えていることが分かります。
解答の形式に当てはまったとしても正解である保証はありません。しかし、それはどの問題にも当てはまり、どの問題を見直すのかの選択は非 常に難しくなります。
また、センター試験の時間は60分です。もし、30分で解く事が出来たのならば、もう一度解き直すという見直しの方法をとる事が出来 ますが、30分で解ける実力がある方はまず間違えることはないでしょう。

美しく解く

論理的に破綻せず簡潔に書かれている、誰が見ても納得できる解答は、芸術であるといっても過言ではないでしょう。
方針は間違ってはいないが、言い回しが重複している、数式だけで言葉による説明がない、論理展開が飛躍し過ぎていて理解しづらい等の解答は、美しくはありません。
解答は採点者に見ていただくものであり、自分自身が分かるから良しとした考えはダメです。常に見る側の立場に立った解答を作成することができるようにしましょう。

総論

高校の学習内容は中学のときと比較すると数段難しくなります。
さらに,学ぶべき量も多くなるのでどうしても進度が遅くなりがちです。
しかし大学入試を考えた場合,必要入試科目を3年間で終了したのでは、学び終えた直後に試験となるため、余程の天才でない限り演習量不足のため入試問題には到底太刀打ちできません。
志望する大学に合格するためには、一早く教科書の内容を終わらせ十分な演習を積み実力を上げていく事が必要になります。

例えば、国立大学(理系)志望の数学のカリキュラムで説明してみましょう。
数学は、数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数B・数Ⅲの5つに分けられます。
公立上位校では、高1で数Ⅰ・数A、高2で数Ⅱ・数B、高3で数Ⅲを学ぶのが一般的です。
この流れで学んだとしても演習量が十分でないので国公立大学の2次試験のレベルに は到底及びません。
上位校でない場合は、さらに進度が遅くなり、受講希望生徒数が少ないと授業が開講されない場合もあるそうです。

これに対して、多数の国公立大学の合格者を出している高校では、遅くとも高2終了時までに全ての内容を修了し高3のときは全て演習に充てます。
この流れであれば、演習量も十分確保されているため、現役での国公立大学の合格者数が多くなるのも頷けます。
数学に限らず、他の科目でも同様です。
英単語は中学と比較にならないほど覚えなければならない語数が増え、それ以外に熟語や語法も数多く覚えなければなりません。さらに、嫌になるほどの長文を読まなければならず、しかも、問題が英語で出題される場合もあります。
このように、大学受験は大変なものであるにもかかわらず、入試を見据えた勉強をせずに高校3年間を実に無駄に過ごしてしまう生徒が非常に多くいます。大学受験のための勉強を早いうちから始める事をお勧めします。

このページのトップへ